--.--.-- スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2008.04.28 Grafpup Linux 2.01alpha1 を起動してみる
しばらくご無沙汰というか、2.0のリリースが2007/09/24ですから半年以上まったく動きの見えなかったGrafpup Linux ですが、何やらTestディレクトリに怪しげなalpha版が上がっていました。ただし、alpha版ですから、正式版のようにバリエーションがあるわけではなく、現段階ではOperaバージョンだけのようです。
 
■Grafpup Linux
http://grafpup.org/
■Release notes for Grafpup Linux 2.01
http://www.puppylinux.ca/tpp/Grafpup/iso/testing/release-2.01.htm

要は、PuppyLinuxの軽快さやパッケージシステムを受け継ぎつつ、ビジュアルを変えて、WMをJWMではなくし、画像処理のアプリを充実させ、root権限だけでなくユーザー権限で使うことを前提にしたディストリなわけですが、今回のバージョンでは、それプラス壁紙をスライドショー化したり、デスクトップユーティリティを搭載したりという微妙な進歩をしたようです。微妙過ぎて気づかないかもしれませんが・・・

などと考えつつ起動してみると・・・

なぜかXorgで起動できません。しょうがないのでvesaで起動します。もっとも、3Dデスクトップを使うわけじゃないのでvesaでも無問題ですが。
この間、ユーザー名やパスワードを聞かれたらすべて「grafpup」と打てばOKです。

で、起動が完了すると・・・まず、ビジュアルが以前のバージョンとも、もちろんPuppyともまったく違っています。どちらかというとubuntu系と言いますか、グラデーションがかった茶色を基調にしたアフリカンな色使いになってます。
Puppyと異なる点は、ウィンドウマネージャがJWMではなくIceWMだからでしょうか、タスクバーやウィンドウ枠などがかなり洗練された感じで、グラデーションのかかった立体感があり今風になっています。プリティ路線のPuppyベースなのにクールですね。
grafpup-201-defo.png

ネットワーク接続はPuppy系ですから自動認識ではありません。デスクトップの「Setup」アイコンをクリックしGrafpup Control Panelを起動、「Networking」タブを開いてその中の「Network interfaces」ボタンをクリックすると、Puppyお馴染みのネットワークマネージャが起動しますので、その後はPuppyと同じように設定できます。

で、設定したらこのバージョンのブラウザであるOperaを起動すると・・・スクロールできません。これはPuppyも同じですが、ノートパソコンのタッチパッドの利用で、必ずタップかスクロールのどちらかが機能しなくなります。これはSynapticsなのかAlpsの違いでしょうか、以前のノートではSynapticsパッドでタップができず、このノートはAlpsパッドでスクロールができずって感じです。これはおそらくxorg.confに何かしらOptionを書き込むなり書き換えるなりすれば正常動作できるようになるかと思います。

当然ですが、日本語フォントがありませんので、日本語入力はともかく日本語表示すらままなりません。各ドライブのマウントがどうなのかテストついでにUSBメモリに適当なフォントを入れて接続してみると、マウントは自動ではありません。Puppy同様、デスクトップにある「Drives」アイコンをクリックし、Pmountの起動が必要なようです。

で、Puppyであれば”/usr/share/fonts/default/TTF”ディレクトリにフォントをコピーするところなのですが、Grafpupはユーザー権限で起動しますから、当然そのままコピーすることはできません。だったらrootでやればいいじゃんとなるわけですが、面倒なので「Home」ディレクトリに「.fonts」ディレクトリを作成し、そこにフォントをコピーすればいいやと思いやってみたら当然ですが、その方法でも日本語表示できました。Puppyもわざわざ深いディレクトリを探してフォントをインストールするよりも、これで良いのかもしれません。
grafpup-201-brouse.png

とりあえずYoutubeにアクセスし、適当な動画を再生してみようとすると・・・Puppyと違ってFlashプレイヤが入ってませんね。Operaへのインストール方法もわからないのでそのままですが、これはそれほど苦労なくできるかなと思います。

動画の再生は、XviDやDivXやwmvはできませんでした。コーデックが入っていないようです。一部のmpgだけ辛うじて再生できただけです。音楽再生は、mp3とwavファイルは再生できましたがwmaファイルは再生できませんでした。wavは再生はできたんですが、プレイヤが起動するわけでなくいきなり再生されコントロール不可です。ボリュームも早送りも何も調整できません。これは困ります。そんなことから、マルチメディア関係はあまり力を入れていないようですね。

画像閲覧にGNOMEやxfceなどのDEで使われているGPicViewがはじめから入っているのは便利です。当然ですがGimpやInkscape、その他ペイントソフトなども採用されています。これらはPuppyには無いのでやはりグラフィックに力を入れているだけありますね。その代わりオフィス系ソフトは大幅に削除されているようです。

ISOサイズが100MB強ということで、本家のPuppyと大差無く、つまりシングルCDに収まる範囲でできていますので、当然何かを強化すると何かを削除しているわけで、システム関係は削れないとすると、このへんはしょうがないのかなと思います。

動作の軽快さについでは説明無用でしょうが、Puppyベースだけあって、ウルトラサクサクなのは言うまでもありません。そして当然ですが、ライブCDでの起動でもメモリ量が一定以上あればCDを取り出してCDドライブを別に利用できます。
現段階で、Puppyのどのバージョンをベースにしたのか不明なので何とも言えませんが、もし日本語版と同じバージョンなのであれば、正式版が出たときにでも日本語化にも挑戦してみようかと思います。


※ダウンロードページはこちら
http://www.puppylinux.ca/tpp/Grafpup/index.php?path=.%2Fiso%2Ftesting%2F
Secret

TrackBackURL
→http://daisuke55.blog93.fc2.com/tb.php/214-cd821b07
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。