--.--.-- スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2008.11.07 PuppyとWindowsのデュアルブート
さて、いままでPuppyは単独でHDDにインストールするか、若しくはCDでブートしてHDDに保存した設定ファイルを読み込んで利用していたわけですが、思い返して見れば、他のディストリのように、Windowsがインストールされているパソコンに共存させたことが無いことに気付きました。
あまりにも気軽にCD起動で使えるので、すっかりインストールという概念すら忘れていたわけですが、これはやってみなければいけないだろうということで、やってみます。
 
マシンは日立のノートパソコンFLOLA-270SX-NH9の改造パソコンです。
(CPU:Pentium3-900MHzの700MHz駆動、RAM:386MB、HDD:PATA-4.8GBが一台)
既存OSはWindows2000でHDDのフォーマットはNTFSになっていて、うち510MBをSwap領域にしてあります。

基本情報としては、PuppyではGRUBのインストールにおいてLinuxが動かせるパーテーションが必要であるらしいということで、NTFS領域を分割して区切り、Puppyをインストールするスペースを作る形でLinuxの動作フォーマットであるext3領域を作成しておきます。

まず、CDブート時にオプションで「puppy pfix=ram」と指定して起動し、HDD上の設定ファイルを読み込まないように起動します。
(ここで読み込むようにしてしまうと、領域を切りたいHDDがマウントされてしまいます)

起動したらメニューのSystemからGPartedを起動し、Windowsがインストールされている領域をリサイズします。
(領域を操作するというリスクある行為なので念の為この作業の前にWindows上でHDDにデフラグをかけておくことをおすすめします)
今回はお試しということで、980MBをPuppy用に与えてみました。なぜ980MBかというと、意味はありません。何となくです。
リサイズの指定をしたら、作成した領域をext3でフォーマットの指定をしてApplyボタンをクリックして実行します。他のフォーマットでも大丈夫かもしれません。
しばらくするとフォーマットなどの一連の作業が終わりますので、ここで一度再起動しWindowsが起動できることを確認しておきます。
その際、今回の起動はあくまでも領域作成の為の起動ということで設定ファイルなどは保存せず、素直に終了させます。
すると、普通はWIndows2000にしてもXPにしても、ファイルシステムのチェック画面が起動し、変わってしまったパーテーションに対して対応しようとCHKDSKが動作して勝手に復元してくれるはずです。できなかったら残念ながら外れです。不幸だったと諦めましょう。
で、無事にWIndowsが起動できることを確認できたら、すぐに再起動して、再びPuppyをCD起動します。今度は普通に設定ファイルを読み込む形で起動してOKです。もちろん読み込まない形でもOKですけど。ただし、ここでCDは抜かないでおくようにしましょう。

ここまで↑が準備作業になります。
ここから↓がインストール作業です。

で、任意の状態で起動したらメニューのセットアップから「ユニバーサルインストーラ」を起動します。
起動すると、「どこにインストールしますか?」と聞かれますので、「Internal(IDE or SATA) hard drive」を指定しOKボタンをクリックします。この際、PATA(ATA)のHDDの場合でもSATAで指定しちゃってOKみたいです。そもそもPATA(ATA)という項目も無いし。
OKすると「Choose which drive to install to:」というダイアログで再度確認されますので、OKならまたOKボタンです。
01-universal installer
で、今度はそのインストール先であるHDDの「どの領域にインストールするか?」と聞かれますので、「Install Puppy to sda3」ボタンをクリックします。今回、領域を切ったのはひとつだけで、自動的に「sda3」となっていたのでここを指定しますが、複数のOSをインストールしていたり、違う番号が振られている場合も考えられますので、準備作業でPuppy用に作成したと思われる領域を指定してクリックして下さい。
すると、また「これで良いか?」みたいなダイアログが出ますので、OKならOKボタンです。しつこいですけど親切です。
02-in install
で、次は、「どこにあるファイルをインストールしますか?」みたいなことを聞かれますので、「CD」ボタンをクリックします。
すると、「CDをドライブに入れてください」というダイアログで確認されますのでOKならOKボタンです。

で、そうすると「どういうインストール方法にしますか?」と聞かれますので、FRUGAL(簡潔なインストール)とFULL(いわゆる普通のインストール)の二種類から選択しますこのマシンはFURUGALインストールにしておきます。
(参考としては、SSE搭載のCPU(Coppermineコア以降のCPU)でかつ、RAMが192MB以上搭載してあり、swap領域が確保されているマシンであればFRUGAL、それよりも古く能力が劣るマシンであればFULLインストールにするべきかなと思います。一定の能力以上のマシンでFULLインストールすると、却って特徴を失って軽快感が失われるようです。)
すると、「どのフォルダにインストールしますか?」と質問され、入力欄には勝手に「puppy411」(任意の名前でOK)などと示されますので、そのまんまOKボタンをクリックします。
03-furugal.jpg

ここで必要なファイルがしばらくHDD上にコピーされますので、待機です。
で、コピーが終わると「起動はGRUBかLiloでおながいします」みたいな文言のあとに、GRUBの例文が出ているのでメモしておきます。
紙か別のマシンのエディターにでも記録しておくと楽ちんです。

title Puppy Linux 411 furugal
rootnoverify (hd0,2)
kernel /puppy411/vmlinuz pmedia=atahd psubdir=puppy411 nosmp
initrd /puppy411/initrd.gz


こんな漢字の文字列が出るはずです。これは、どこドライブのどの領域のどのフォルダを読むのかを今までの一連の作業から指定しています。

これでインストール作業は終了です。

で、次にブートローダをインストールして起動方法の指定をします。
その前に、あらかじめ先ほどインストールした領域をデスクトップの「マウント」アイコンをクリックし「drive」タブからアンマウントしておきます。マウントしたままだとファイルの書き込みができません。

ドライブのアンマウントができたら、メニューのシステムから「Grub ブートローダの設定」を起動します。

まず、「Simple」インストールか「expert」インストールかの選択をします。自分でGrubを理解していると思っている人以外は「Simple」インストールを選択するのが当然です。自分もそれです。
で、選択してOKすると、フレームバッファコンソールを使うかどうか聞かれますので、「standard」を選択しOKします。意味がわかる人だけ利用しましょう。
04-grub.jpg
で、そうすると、「GRUBファイルをどこに置きますか?」と聞かれますので、準備作業で作成したLinux領域、つまりインストールした領域を指定します。今回は「/dev/sda3」としOKボタンをクリックします。

で、そうすると、「どこにGRUBをインストールしますか?」と聞かれますので、特にこうしたいというのが無ければ「MBR(マスターブートレコード)」を指定します。「(多分危険)」と表示されていますが、やっちゃいます。もしも失敗したらWIndowsのインストールディスクから「fixmbr」すればすぐに復活できます。

これで終わりです。
ですが、MBR書き換えをしたわけで、念の為、怖いですから再度CDで起動してインストールした領域の中のGrubメニューを確認します。
もしかしたら再起動しなくてもGRUBインストールしたらそのまま確認できるかもしれません。

確認するべきなのは、インストールしたドライブ(このマシンではsda3)の中にある/boot/grub/ディレクトリの中にある「menu.lst」です。
このファイルのLinuxに該当する部分(title Linuxとかtitle Puppyとか書かれたあたり)が先ほど記録したGLUB文字列になっていればそのままでOK。なっていないなら、そのまんま同じ文字列に書き換えます。

ついでに、今までCD起動で使っていた設定ファイル「pup-sabe-***.2fs」も再設定が面倒ならインストールしたドライブ(このマシンではsda3)の中にある/puppy411/ディレクトリの中にコピーしておくといきなり自分設定で使えます。

kernel行にあるブートオプションの「nosmp」はマシンによっては起動不能になる場合もあるようなので、書かないほうが良いかもしれません。
ここで起動がうまく行かないという人は責任は持ちません。自分はまったく悪くないです。あなたのせいです。あとは適当に自分なりに悩んで調べてやっちゃって下さい。
puppy411-desk.jpg
ということで、PuppyLinuxの最新バージョンである、4.1.1のインストール完了であります。
この段階で、インストールされたデータは380MBしか消費していません。コンパクトです。
(この段階での設定ファイルのサイズを256MBで指定して、日本語化パッケージ以外は何も追加していない場合)
本当に軽快で素晴らしいディストリであります。起動も3.01時代とくらべ格段に早くなりました。

インストール作業をするのに、ダイアログが英語であるということと、GRUBのインストールを別にやらなければいけないというのが他のディストリよりも面倒ではありますが、ここさえクリアすれば夢のサクサクLinuxライフが待っております。
Secret

TrackBackURL
→http://daisuke55.blog93.fc2.com/tb.php/258-5e283631
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。