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2007.05.30 ubuntu multimedia centerを起動してみる
可もなく不可もなく、法的にもグレーな部分には触れることもなく安全第一を地でいくubuntuの穴を埋めるべく、つまり抜け道的に従来はLinuxMintが補っていた分野のマルチメディアを充実させたubuntuが登場間近ということを嗅ぎ付け、まだ正式バージョンではないようですがrc1というバージョンで公開されているので起動させてみました。
ubuntuのマルチメディア補充バージョンとも言えるLinuxMintについては現在自分のメインマシンに採用していて、なおかつ基幹をFeistyにバージョンアップさせて常時活用しているのでその利便性については言うまでもなく満足に近いと感じているのですが、果たしてubuntu multimedia centerがLinuxMintと同等若しくはそれ以上のものなのか、試してみたいと思います。

はっきり言えば、LinuxというOSは設定次第でどうにでもなるOSで、わざわざマルチメディアがどうだとかオフィス用途がどうだとか、プログラミング環境がどうだとか言ったところで意味を為さないというか、いかようにも化けるOSであることはそのコンセプトから明確なわけですが、いかんせんそういった利用にはスキルが求められ、初心者には非常に敷居の高い行為なわけです。コマンド打ったりインストールしたり、設定ファイルを書いたりなんてのは神技とは言わないまでも、物凄く高等なヲタク技術に属するように感じちゃうんですね。そんな初心者にとって、デフォルト環境というのは非常に重要であり、デフォルトで仕込まれた環境によって使い勝手や利便性というのは大きく左右され、印象されるわけです。
当然、初心者やプログラミングに興味の無い人にはOSの良否の判断はそういったところにあるのであって、それが利用者にとって的を衝いているのかどうか、言い替えればプログラミング環境とか基幹部分の動作だとかディレクトリ構成の良否だとかパッケージングの是非とかそういうことじゃなくて、インターネットやメールができて、音楽が聞けて動画の再生ができてデジカメ写真の管理や加工ができて手軽に文書作成や表計算ができる。まぁ、こんなところが重要なわけです。これにデスクトップのビジュアルの是非が加わる。
そんな自分にとって、デフォルト環境でてっとり早く全てを解決してくれたのがLinuxMintだったわけですが、果たしてどうなるでしょうか。

■ubuntu multimedia center
http://ubuntummc.com/

ubuntu Studioで既にこと足りちゃってる気がしなくも無いですが、ライブCDで起動できて1枚のCDに収まるという面においては優勢でしょうか。ただ、本格感についてはubuntu Studioのほうが当然充実しているわけで、利用者のハード環境によってどっちを選択するのかが変化するという感じですかね。
まず、起動画面はubuntu(改)って感じですかね。色使いは同じでubuntuのロゴや文字が若干かわいらしくなっています。起動開始時にF2キーで日本語を選択すればjapanese Team版と比べれば劣りはしますが、文字化けもすることなく、変なフォントでちゃんと使えます。起動サウンドもオリジナルですかね。少なくともubuntuよりは爽やか風味な感じに換わっていますね。起動後のデスクトップの背景やパネル(タスクバー)はubuntuそのものですね。デスクトップの見栄えのクールさでは圧倒的にubuntu StudioやLinuxMintに軍配が上がるかと思います。
20070530134121.jpg

ソースリストを見てみると・・・ubuntu Dapper(6.06)のリポジトリですね。つまり基幹部分には安定指向&長期サポートを狙ったということでしょうか。まぁそれは良いとしてmultimedia centerというくらいだからどれだけマルチメディア系アプリが充実しているのか見てみれば・・・JAVA5.0が入っているのとVLCとOgleが入っているくらいでubuntuと違いはありません。その代わりOffice系、いわゆるOOoは一切入っていませんので文書作成には不向きですね。

試しにいろいろな音楽ファイルや動画ファイルを再生してみます。
まずは音楽データから試してみると、mp3とwavは再生できました。しかし、wmaは無理ですね。で、動画の場合・・・ほとんど再生できません。AVIの一部とmpgについては再生できましたが、rmやramはもちろん、大部分のAVIやwmv、movやmp4、m4aや3gp、ことごとく再生できません。当然HDのH264も無理です。
ubuntuがFeistyになってコーデックを安易にインストールできるようになったいま、ちょっとこれではお話にならないかもしれません。

結論としては、正直言ってubuntu派生のubuntu StudioやLinuxMintという存在と並列してみた場合に、あまりにも能力不足ですね。使う価値は感じません。マルチメディアをうたっていないMepisにも劣ると思います。
まぁ、まだrc1というテストバージョンなのでこれを初心者が結論と断言してしまうのは若干おこがましいのかもしれませんが、ubuntu派生のディストリとしては珍しく気持ちの萎えるものだったということになりますかね。。。ちょっとガッカリです。もしかしたら俺が開発者の趣旨や意図を違う意味で捉えているのかもしれません。
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